フラット35の長期金利が低い今のうちに借り入れがお得
先日、住信SBIネット銀行(NEOBANK)の住宅ローンのページを見ていて、「自分が今から住宅ローンを借りることを想定すると、どのような状況(心境)なのか?」と思い、ローンシミュレーションを行ってみましたので、その結果をお伝えしようと思います。
住信SBI住宅ローンの金利
私の住宅ローンの借入先は、住信SBI(NEO BANK)です。
こちらの住宅ローンは、他行と同様だと思いますが「長期固定(5年、10年・・・)」、「フラット35」、「変動」の商品があります。
これから、住宅ローンを借りるという場合は、「フラット35」で35年間のローンを1本で組むか、一番金利の低い「変動金利」を混ぜて返済額を抑えたハイブリッドになると思います。
あとは、「WEB申込み」、「対面申込み」の商品もあるので、ネットだけだと不安という方にも安心できると思います。
- ネット専用 住宅ローン(WEB申込・WEB手続き)
- ミスター住宅ローンREAL(対面申込・対面手続き)
- フラット35(WEB申込・対面手続き)
住宅ローンのシミュレーション(金利)
今回は、「フラット35」でシミュレーションします。
住信SBIネット銀行(NEOBANK)の住宅ローンのページから、住宅金融公庫のローンシミュレーションのリンクがありました。
「フラット35」の商品も2つの種類があります。
- フラット35(保障型)
- フラット35(買取型)
良く意味が分からず、借り入れを躊躇する人が出てきそうですね。
買取型は、ローン債権を「住信SBIネット銀行(NEOBANK)」から発行して、他社が買取り運用していくタイプです。
あまり細かいことは気にせず、金利の低い「フラット35(保障型)」を選べば良いと思います。特にメリット・デメリットが分かる説明はありませんでした。
金利は、2段階となっています。(2021.4の段階)
- 当初10年間 :0.98%
- 残り25年間 :1.23%
上記は、自己資金が20%の場合ですが、自己資金を10%しか使わない場合は金利が上がってしまいます(1.04%・1.29%)。できれば、自己資金20%での契約が良いですね。
住宅ローンのシミュレーション(結果)
比較対象は、私が20年前に借り入れた時の住宅金融公庫の金利(プラン2)です。
- 当初 10年間 :2。6%
- 残り 25年間 :4.0%
一条工務店の免震住宅を建築し住み始めて、早いもので19年の歳月が経過しました。住宅ローンも35年ローンを組んでから、何度も繰り上げ返済も行いましたし、2回のローン借り換えを実施してきました。 2017年に、年利0.47%と低金利のSBI住信ネット銀行の住宅ローンに借り換えをして以来、金利上昇などのリスクへの不安もなくなり放置状態になっておりました ...
プラン1は、現在の金利で借り入れた場合となります。
借入金額は、どちらも3000万円で、35年間借り入れた場合でシミュレーションしました。
試算結果
総返済額の大きな差
プラン1の現状の金利で借り入れた場合、3000万円の借入金に対し、利息が600万円程度ですが、プラン2の20年前の金利ですと、利息が2100万円という、非常に恐ろしい金額になっています。しかも、月々の返済額も2万円の差があります。
やはり、早めに借り換えをして正解でした。しかし、借り入れ当初は高い利息を払い続けていたと思うと、非常に損した気分になります。
まとめ
住宅ローン金利は、2019年で底を打ち、少し上昇しつつあります。
ただ、長い歴史でみると今も超低金利であることは間違いないです。金利が下がったらローンを組もうとする方は少なく、ライフイベントに合わせてタイミングを図り住宅を購入されるパターンが大半です。
よって、ローン金利の低い時期ではなく、ローン金利の低い借入先の選択はシビアに行う必要があると思います。
今から、ローンを組まれる方が非常に羨ましいです。