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マイナンバーカード保険証利用の本格運用がトラブル多発で先送りに

2021年03月26日
日々思う事 0
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マイナンバーカードが健康保険証として、まもなく利用可能になる予定ですが、私の住んでいる市町村での導入はまだまだ先で、見通しすら立っていないとお伝えしました。

健康保険証の代わりになる: 【急いで!】マイナポイント5000円分を獲得に必要なマイナンバーカードの申請期限せまる

医療機関で健康保険証を提示する代わりに、マイナンバーカード提示で良い(21年3月)マイナポータル(web)で特定健診情報や薬剤情報・医療費が確認できるようになります(21年秋予定)。「マイナンバーカードが健康保険証で利用できる」というのは、マイナポータルですでに案内済みの内容です。...


先行で「プレ運用(試行運用)」を始めていた医療機関で、トラブルが相次いでおり、今月2021.3月末から本格運用が予定されていましたが、厚生労働省は計画を先送りする方向のようです。



試行運用の状況

2021年3月4日から、マイナンバーカードを健康保険証の代わりに利用する運用を試行的に進めており、全国のおよそ50か所の医療機関で利用されているようです。

全国で50か所しか無いなら、私の地域では無理に決まっています。リストを確認したところ私の県には一軒も利用可能な医療機関はなかったです(悲)。


トラブル

トラブルの内容としては、「患者の情報確認」の機能ですが、「システム改修が全ての医療機関で完了していない」ということが理由のようです。
  • 患者の情報が確認できない
  • システムの改修が間に合っていない医療機関がある
トラブルの詳細は今後アナウンスがあるようです。


運用の全体計画

マイナンバーカード保険証利用の運用の計画はこのようになっています。

【2019.9時点】
  • 2021.3 本格運用開始(医療機関等の60%の導入)
  • 2021.10 マイナポータルでの薬剤情報の閲覧開始
  • 2022.3 医療機関等の90%の導入
  • 2023.3 医療機関等の100%の導入

医療機関等というのは、病院、大型チェーン薬局、診療所、(大型チェーン以外の)薬局

2021.3まさに今ですが、本格運用開始の予定でしたが、現在は「プレ運用」(試行運用)が始まり、本格運用は見送りになりました。

当初計画である、3/4から試行を始めて1か月以内に本格運用が開始できるとも思えませんが。。。
本格運用の定義は「60%の医療機関でマイナンバーカードでの診療受診ができている状態」なのだと、想像しましたが明記されていないので不明です。

また、現段階で60%の導入は計画通り進んでいるのでしょうか?
マイナンバーカードの健康保険証利用に対応する医療機関・薬局を3月下旬に厚生労働省のWEBページに掲載予定となっています。


マイナンバーカード認証システムの無償配布

医療機関にマイナンバーカードの認証システムを無償で配布しない限り、医療機関側の導入は進まないと、先日お話ししましたが、これについて無償での配布措置が取られていました。

マイナンバーカードの保険証利用の普及に向けた「加速化プラン」というもので、無償配布のルールがありました。
無償配布台数
  • 大型の病院:1台
  • 大型チェーン薬局:1台
  • 薬局・診療所:1台

それ以外に導入した場合は、金額の上限を決めて補助されるようです。

その期限が、2021年3月までに導入して申請する必要があります。知り合いの病院に聞いてみたら、
  • 無償配布されるなんて知らなかった。
  • 今からでは、間に合わない
と言っていました。

ルールは決めるが、アナウンスはされない(定着しない)のが、いつものパターンですが、税金を投じて行っている以上は、確実に普及に向けた対応をして頂きたいです。

まとめ

マイナンバーカードのメリットが何か?」国民のほとんどが認知していないのではないかと思えるほど、私の周りにはマイナンバーカードを取得した人が多いです。もしくは認知していても、実現できるのがかなり遠い未来に感じてしまいます。5000円貰える制度としての認知は少し進みました。

おそらく、医療機関の導入する認証システムの申請期限も、マイナポイント申請のように期限延長されるのではないかと思います。こんなことより、コロナ(COVID-19)のワクチン接種の運用を考えるので手一杯と言っていました。

恐らくですが申請も書類による申請なのではないでしょうか?(しかも分かりづらい説明)
せっかくのデジタル推進の一環ですうので、申請の簡略化など従来方式からの脱却が必要だと思います。


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