ローンの借り換えとは
- 過去に金利の高い時期にローンを組んで、現在の低金利のローンに借り換える。
- 割と安めの長期固定ローンに借り換える
1.は既に金利が底を打って、上昇傾向にありますが、まだまだ間に合うでしょう。有効性を確認し有利であれば、できるだけ早めに決断し実施すべきでしょう。
2.は低金利時期に、短期の変動金利でローンを組んだ方に多く、金利上昇傾向の現在において、金利の変動は心配要因でしかありません。1%台で借りたとしても、3年後には4~5%にまで上昇し利息が膨れ上がる危険性もあります。やはり将来計画を立てやすい、長期固定金利が安心です。しかし、長期固定金利の借り替えローンの金利は高くて、それほどメリットが見出せませんでした。 最近、一般の金融機関でも公庫買取型の20年、30年固定金利の商品により長期で低い金利で借りることができるようになりました。金利が上昇傾向の今こそ、狙い目と思っている方も多いかと思います(私もそのうちの1人です)。 単に金利が低いからといって、それだけで借り換え効果がでるとは限りません。 ローンを借りるときには以下の費用がかかることを忘れてはいけません。
- ローン保証料
- 抵当権の設定(抵当権抹消・抵当権設定)の費用
- 登録免許税(融資額の4/1000)
- 司法書士手数料等の実費
- ローン契約書印紙税
- 火災保険料
ざっと見積もって、20万円以上の諸経費がかかります。これらを踏まえた上で、 借り換えメリットがあるかどうかを判断する必要があります。
また、一般的な目安として以下の3項目をクリアしていれば、借り換えのメリットが出ると言われています。
- 現在のローン金利より1%以上低金利
- ローン残高が500万円以上
- 残りの返済期間が10年以上
ただし、借り換えしようとしているローンが、現在の金利より1%以上低いといっても、それが変動金利であれば、すぐに1%を割ってしまうかもしれませんので、その場合は効果がでなかったり、逆に諸費用などの絡みで、損をしてしまうということもありますので慎重な判断が必要となってきます。2%くらいの開きがあれば検討してもいいですが・・・。我々のように、低金利でローンを組んだ者にとっては、借り換えは長期固定金利の安心が得られるという大きなメリットがあります。逆に我々は1%を割っていてたり、現在の金利より高い長期固定ローンであっても、全期間をトータルで考慮した場合にメリットがある可能性が高いでしょう。
将来の金利が上昇するのが前提とはいっても、どう考えても今後金利の上昇は確実なので、ライフスタイルを考慮して、できるだけ早い時期に良い商品を見極めて借り換えるのが望ましいでしょう。 低金利で繰上げ手数料の低いローンは、「住信SBIネット銀行の住宅ローン」です。 ローンシュミレーションや基礎知識を身に付けられます。 2011.7月の金利 ・変動 0.875 ・10年固定 1.59、20年固定 2.25、30年固定 2.35
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