免震装置の改修の報告

開発時、想定していた規模の地震より巨大な地震が発生する可能性もあり、今後の大地震に備えて、基礎と鉄骨を繋ぐワイヤーの「風ストッパー」を無償で取り替えているそうです。ということで、キッチンレバーの改修や、トイレ床の改修と同一の日に取替えの作業をして頂きました。床下にもぐっている間は、地震が発生すると作業員にもしものことがあるといけないので免震装置が作動しないよう非免震状態での作業となりました。そのと...


また、問い合わせしていた「風ストッパー装置」について、以下の報告を頂きました。
お問い合わせいただきました「風ストッパー装置」についてですが、この装置は極め
て稀な強い風に対し、免震装置の移動範囲を拘束する目的で設置されているもので、地震時に○○様邸で想定される最大変位が生じても、免震装置と「風ストッパー装置」が接触しないよう設計されています。
しかしながら、近年巨大地震が相次いで発生しており、専門家による想定地震の規模も見直され、これまでの想定以上の地震発生も心配されていますので、この度、スライダーの移動性能を最大限発揮しうるよう改良を施した「風ストッパー装置」が開発されました。○○様邸にはこの新たな「風ストッパー装置」について、10箇所の交換工事を実施させていただきましたので報告させていただきます。
また、「風ストッパー装置」交換工事の際に、免震住宅が地震や風の影響により建物が動いた際の履歴を基礎に直接記録し確認することができる「変位計」という装置も併せて設置させていただきました。この装置は、免震住宅の効果が確認できるとともに、引き戻し作業を行う上での判断材料にもなるものです。電源等を使用しませんので、維持費も不要です。
「変位計」というものが、新設されたんですね。
写真が撮れたらアップしたいと思います。
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