CAT6aのLANケーブルの配線を今日こそ完了させる(作業編)
前回、1階と2階をつないである空のCD管(空配管になってしまった)に、掃除機を使ってビニル紐を通すことができました。今回は、新たに購入したCAT6Aの20mのLANケーブルを敷設していきます。
先日、LANケーブルの長さが足りずに失敗しましたが、LANケーブルを通す事は出来て、未知の作業は無いため、恐らく本日で有線LANケーブルの敷設が完了できると思います。
前回、建築時に先行配管したCD管にLANケーブルの配線を試みましたが、LANケーブルの長さ部測で失敗に終わりました。 そして、最後にこのように予告しました。 CD管に「先端を丸めたワイヤ」か「自作の延長ホースでビニル紐」を通すことを試みます。何かガイドになるものを通しておかないと、LANケーブルの配線はできなさそうです。 最初に、ワイヤーの先端を丸めて通そうとしましたが、最初から引っ掛かりがあり挫折したの...
1FのLAN起点の状況
現状のLAN起点は、このようになっています。
パネルを嵌めなおすのが面倒だったので、臨時でテープで貼り付けてあります。ペットのフェレットも状況の変化には興味を示してないので、剝がされたりしていません。
購入した「CAT6のLANケーブル(20m)」を開封しました。
やはり、フラットだけあってかさばらず、非常にスリムです。
フラットの方が細いので、配線がしやすいのではないかと思いましたが、表面がツルツルではないので摩擦が少し気になっています。前回、長さは足りなかったですが配線に成功したのは、フラットケーブルではなく一般的なケーブルです。
ビニル紐でLANケーブルを牽引
ビニルテープを牽引するので、強度的な心配は少しありますので、しっかりとビニル紐とLANケーブルをテープで固定します。
外れないように、コネクタの部分に結び付けてからテープで固定します。
このように、しっかりと固定しました。
コネクタの太くなった接続部分を手でCD管の入り口に入れてあげます。
そして、2階からビニル紐を引っ張ります。
引っかかり発生
牽引して、あと少しというところで引けなくなりました。
今回は、ビニル紐で強度が足りないということで、無理やり引っ張ったりはしません。
どの地点で引っかかったのか?
残りのLANケーブルの長さを測ると、あとどれくらいの位置だったかが分かります。
位置の算出
- LANケーブルの長さ:20m
- CD管の長さ:16m
- 残りのLANケーブル:6m
LANケーブルは、4mは余る計算なので、残り6mということは差分の「2m」の地点ということになります。
天井方向に配管されているので、ちょうど天井あたりで折り曲がりがあって、そこが通過できないのではないかと予想しました。
引っかかりの原因
LANケーブルとビニル紐を結び付けましたが、接続部の長さは15cm程度あります。
紐とフラットケーブルなので手でも曲げられますが、曲げRのキツイカーブで引っかかってしまったのではないかと予想しました。
対策
そこで、今度は接続部を短くすることで、引っかかりの予防をします。
接続部の長さを6cm程度にしました。
再度、引っ張り直しましたが、それでも残り2mの位置で引っかかりました。
強度対策のためワイヤーで牽引
ビニル紐だと強度が弱く途中で切れてしまう可能性があるので、力を入れても大丈夫(?)なように
もともとCD管に入っていたワイヤー(針金)を使って牽引します。
ビニル紐でワイヤーを通す
ビニル紐にワイヤーを結んで、CD管に通していきます。
文章で書くと1行なのですが、巻き癖のついたワイヤーをバラシながら牽引するのは結構大変でした。
引く力は、あまり必要ではなかったです。
1階から2階に。ワイヤーを通す事ができました。
ワイヤーでLANケーブルを牽引
次に、ワイヤーとLANケーブルを連結して牽引します。
これまでは、2階から牽引していましたが、最後のあと2mで引っかかっていたので、引っかかるなら最初に引っかかった方が
楽だと思い、今回は1階から牽引することにしました。
しかし、また残り2mのところで引っかかりました。
今回はワイヤーで強度的には問題ないので、1階から少し強引に引いてみました。
しかし、どれだけ力を入れても全く動かなくなったので、2階側から引っ張って少し戻そうとしましたが、まったく動きません。
完全に「詰み」ました。
ワイヤーで押してみる
記事にはしていませんが、先日詰まった時にワイヤーで押して、何とか回収できたので今回も同様にやってみます。
牽引した端をCD管の入り口に入れ、少しずつ挿入していきます。運よく引っかかりポイントで、位置を変えられると良いのですが非常に困難を要しました。
途中2階くらい数cm移動できたので、少し効果はありました(だから頑張れた)。しかし体勢が悪く、作業性も悪い状態で2時間頑張りましたが、さすがに限界です。
更に力を入れて、引っ張ってみることにしました。
すると、LANケーブルのコネクタの先端から、ブチ切れてしまいました。
結果オーライ??
ブチ切れはしましたが、CD管の中から取り出せ無いよりかはマシです。
また、抜けずにトラブっている段階で、LANケーブルをサルベージできたら、コネクタ部分を切り落として配線をしてから、ローゼット(情報コンセント)を取り付けようと考えていましたので、良い位置で切れてくれて助かりました。
ローゼットというのは、こういうもので本来はコネクタの無い状態でLAN配管した後に、作業するのが正しいやり方です。
しかし、購入したLANケーブルが元々コネクタ付きですし、後から加工するにはコネクタを圧着するための圧着工具や、ローゼットを購入する必要があり、結構な出費になってしまいます。
また、手間も掛かることで避けましたが、結局はこれまで数日間も無駄な作業をしたわけですから、最初から正しいやり方で実施すべきでした。
改めてLANケーブル牽引
もう慣れっこの作業ですが、ビニル紐を掃除機で吸い込みCD管に通します。今となっては非常に簡単です。
そして、ビニル紐とLANケーブルをテープで固定しました。
コネクタが無いだけで、非常にスリムになり、次は絶対に成功すると確信しました。曲がり具合もいい感じです。
そして、2階から牽引しました。
しかし、また残り2mで引っかかりました。力を入れて引っ張るとスッポ抜けてしまいました。
コネクタの抵抗がなくなった分、引っ張ると滑って外れたようです。
もう一度挑戦です。
ビニル紐をCD管に通して再度LANケーブルとビニル紐を固定します。
今回は、LANケーブルの表皮を向いて銅線を出してそれらとビニル紐を結ぶ工程を追加しました。
固定するテープも透明のテープから、より強度の強そうなガムテープに変更です。
そして、残り2mで引っかかります(想定範囲内)。
そして、力を入れて引っ張っても全く動く気配がありません。力を入れ続けていいると結局、繋いだ部分でブチ切れてしまいました。
まとめ
そろそろ、業者に依頼しないと不可能な段階に来ているようです。
あと、やってみたいことはCD管にワイヤーを通すワイヤー牽引ケーブルを使ってやれないかです。
しかし、ワイヤー部分の強度ではなく連結部分の強度確保が必要な気がするため、方法を変えても同様な結果かもしれないと弱気になってきました。
1Fの入り口から2m、2Fの入り口から2mの地点の両方で引っかかり、後にも先にも動かなくなるのはなぜなのか?同様の曲率Rの強いカーブがあるのか、
もしかするとケーブルの抵抗の問題なのか謎が深まるばかりです。
もう少し検討したいと思いますが、明るい未来を想像することができなくなってきました。
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