自動車税をPayPayで納付してみた。公共料金はキャッシュレス支払いに変更しポイント還元(1)
今年も、自動車税の納付の時期となりました。納付の期限は、ご存じの通り5月31日です。
納税通知書を見ていたら、「スマートフォンを利用した納付もできるようになりました!」との記載があり、今まで記載がなかった「スマホ決済アプリでの納付詳細」というQRコードがありました。
どうやら私の在住する自治体でもキャッシュレス決済で税金が支払うことが可能になったので、2台分の自動車税(自動車税と軽自動車税)を電子決済で支払うことにしました。
これまでの納付方法
納付に関しては、コンビニや銀行などで支払う方法が一般的だと思います。私もコンビニに納付通知書の用紙を持っていき決済していました。
ただ、スマホのキャッシュレス払いが始まる、ずっと前からクレジットカードでの支払いができないかと心待ちしていました。
実は、何年も前からクレジットでの支払いは可能でした。
「Yahoo公金払い」でクレジットカードが利用可能でした。
なぜ、利用しなかったかというと
支払い1件ごとに決済手数料がかかります。なんと、330円(税込)。
税金を支払って更に手数料を取られるなんて、絶対支払いたくないです。。。
私のメインカードの楽天カードは還元率1%なので、33,000円以上であれば少し得になりますが、軽自動車税は絶対マイナスになりますので、これまで利用しませんでした。
我が自治体にもキャッシュレス払いがやって来た
今回、納税通知書に、はPayB、LINE Pay、PayPayでの支払いが可能になったということです。
「スマホ決済アプリでの納付詳細」というQRコードがあり期待してサイトにアクセスすると、PayPayでの支払いの説明ページに飛びました。LINE PayはPayPayと経営統合したから文句ないかもしれませんが、PayBにとっては不満でしょうね。
まあ、私はPayBが何なのか知らないのでスルーしますが。宣伝費とか関係するなら、ちょっと嫌ですね。
キャッシュレス決済のポイント
ポイント
- 決済手数料:無料
- 領収書発行:無し
- 車検用の納税証明書の送付:無し
決済手数料が無料になるのは非常にうれしいですね。また、領収書の発行が無くても良いです。せっかくキャッシュレスでペーパレスなのに、紙の領収書というのは気持ち悪いです。我々はアプリの取引履歴で確認すれば良いですが、起業家(自営業)の方は確定申告などに紙の領収書が必要ですからコンビニ等の対面払いが必要になります。
気になったのは、3つ目の「納税証明書が無し」ということです。
車検の時に納税証明書って必要ですよね?
少しずつですが進化してます。
なんと、車検時に納税証明書の提示が不要になったそうです。ただ、平成27年からということなので、結構前なので私が知らなかっただけですね。
平成27年10月から、自動車税種別割の納税確認が電子化され、自動車税種別割(延滞金も含む)が納付されている場合には、車検時の納税証明書の提示は不要となりました。そのため、PayPayで納付された方に対し、自動車税種別割納税証明書(継続検査・構造等変更検査用)は送付されません。
納税時のポイント還元は?
私の場合、PayBは利用実績がないので、選択肢としてはPayPayとLINE Payになります。
妻のマイナポイントの申請をLINE Payにしましたが、PayPayと経営統合してから利用機会が減ってしまいました。9月末までに2万円利用することで最大還元の5000円分のポイントを獲得できるのですが、使いきれるか心配です。
先日、マイナンバーカードを受け取りましたので、マイナンバーカードとキャッシュレスサービスとの紐づけを行います。紐づけ後、20,000円のチャージか支払いを2021.9月末までに達成すると5,000円のキャッシュバックが受けられます。 マイナンバーカードの受け取り先日、電話でマイナンバーカードの受け取り日時の予約を行いました。 早速、市役所にマイナンバーを受け取りに行ってきました。マイナンバーカードを使って予約・申...
そこでポイント還元対象であればLINE Payを利用したい状況です。
そもそもポイント還元が無くても、わざわざ支払いに出向く必要が無く、恩恵はあります。クレジットカード払いですと、出向いた上に決済手数料が必要です。
LINE Payで自動車税の納税
LINE Payで支払うと、ポイントの還元があります。
LINE Pay
- LINE Pay残高:還元無し
- チャージ&Pay払い: 0.5%
チャージ&Pay払いというのは、「VISA LINE Payクレジットカード」から引き落とされて支払う方法です。よって、「VISA LINE Payクレジットカード」を作る必要があります。1~2週間でクレジットカード審査・発行ができるようですが、5月末ぎりぎりになってしまいます。
ただし、LINE Payでの支払いだと、還元率が0.5%と微量なのですが、「VISA LINE Payクレジットカード」での支払いだと5万円の支払い上限はありますが、還元率が2%です。自動車税4万円程度で800円還元され、手数料が330円ですので、メリットはあります。
来年は、「VISA LINE Payクレジットカード」を検討しても良いかもしれません。
PayPayで自動車税の納税
それでは、PayPayの場合はどうでしょうか。
PayPay
- PayPayボーナス:0.5%
- 前月の利用状況:最大プラス1.0%
0.5%のポイント還元は確約で、更に前月の利用に応じて追加ポイントが獲得できます。
- 50回以上の利用:プラス0.5%
- 10万円以上利用:プラス0.5%
つまり、ポイント還元が無条件である為、LINEPayよりPayPayを使う方がお得ということになります。「VISA LINE Payクレジットカード」を経由しない場合は、PayPayを選択するのが良いですね。
PayPayで自動車税が支払える自治体は、北海道、東北の一部の県以外で可能となっています。
キャッシュレス決済を、いまだに躊躇されている方は、今後ますます損をすることになりますので、お早めに始められると良いでしょう。
まとめ
自治体によって税金の支払いや、公共料金の支払いにキャッシュレス払いが徐々に対応してきています。私の自治体では自動車税の支払いは、PayB、LINE Pay、PayPayのみですが、FamiPayやau Payでも公共料金の支払いは可能なようですので、確認されるとよいでしょう。
楽天Payが対応していないようですので、頑張って欲しいです。
と思っていたら、楽天Payでは無いですが、「楽天銀行コンビニ支払いサービス」というサービスがあり、私の自治体(市)は「軽自動車税(種別割)」が対応ということでした。
えっ?自動車税って県税だと思ってましたが、なぜ私の市が対応になっているのでしょう?
実は、軽自動車は納付先は市なんですね(無知ですみません)。記事の最後になって、新しいことが増えて来ましたので、軽自動車税の支払いに関しては改めて調査し、実際の振り込み(キャッシュレス払い)の内容と共に、別の機会でご紹介しようと思います。